MacOS+ESP-IDF+M5Stack-ATOM-LiteによるESP32プログラムを開始するまでの手順

MacOS + ESP-IDF + M5StackのATOM LiteによるESP32プログラムを開始するまでの手順をメモしておきます。

以下、開発環境
MacOS 13.5.1
Apple M2チップ
ESP-IDF
M5Stack ATOM Lite

参考サイト
https://docs.espressif.com/projects/esp-idf/en/latest/esp32/get-started/linux-macos-setup.html

CMake と Ninja ビルドをインストール

brew install cmake ninja dfu-util

Python 3 のインストール

https://www.python.org/downloads/macos/ からダウンロードしてインストールしたり
Homebrewを使用してインストールしたりしてください

brew install python3

ESP-IDFのダウンロード

VScodeでESP-IDFをダウンロードした場合飛ばして大丈夫です

mkdir -p ~/esp
cd ~/esp
git clone --recursive https://github.com/espressif/esp-idf.git

ESP32をインストール

cd ~/esp/esp-idf
./install.sh esp32

環境変数を設定

. $HOME/esp/esp-idf/export.sh

使用したターミナルでのみ

idf.py

を使えるようになります

ターミナルを閉じたりした場合は再度、同じコマンドを叩いて環境変数を設定する必要があります

サンプルプルプロジェクトをコピー

~/esp/esp-idf/examples

にいろいろなサンプルプロジェクトがあるので使用したいサンプルプロジェクトをコピーします
今回は

~/esp/esp-idf/examples/get-started/hello_world

を使用します

cd ~/esp
cp -r $IDF_PATH/examples/get-started/hello_world

プロジェクトを構築

cd ~/esp/hello_world
idf.py set-target esp32
idf.py menuconfig

前の手順が正しく完了すると、次のメニューが表示されます。
escで終了してください

ビルド

idf.py build

デバイスにフラッシュ(書き込み)

idf.py -p PORT flash

USBポートがわからない場合

ls /dev/cu.*

これでUSBポートを調べられます
ポートを指定してflashしてみてください

idf.py -p /dev/cu.usbserial-454AA04FA9 flash

出力を監視

idf.py -p PORT monitor

モニターを終了

comand + ]