【Swift4】配列(Array)の定義・宣言・初期化・追加・削除などの方法【Xcode9】
配列といってもその定義、宣言、初期化などの方法はたくさんあります。
1つ覚えてしまえば、困ることは少ないのですが、色々な方法を覚えておいた方が便利ではあります。せっかくなので覚えておきましょう。
配列の 定義 について
型を指定していして定義する
// 初期化方法1:[型]を指定して配列を宣言
var test : [String]
// 初期化方法2:<型>を指定して配列を宣言
var test2 : Array<Int>
1では文字列[String]で宣言しています。2では<Int>で宣言しています。
カッコの違いはArrayを省略できるかどうかです。
型を決めずに定義する
// 初期化方法3:[型]を指定しないで配列を宣言
var test3 : [Any]
// 初期化方法4:<型>を指定しないで配列を宣言
var test4 : Array <Any>
配列に入れる要素が決まっていない場合や、文字列や数字など複数の型が入る場合はAny型にしておく必要があります。
配列の 宣言 と 初期化 について
// 1~5 配列の宣言をし、空の配列を作る
var test1 : [String]
test1 = [] // 初期化(空配列)をしないとエラーになる
var test2 = [String]()
var test3 = Array<String>()
var test4 = [AnyObject]()
var test5 = Array<Any>()
// 6~9 配列の宣言と同時に中身を追加して配列を作る
let test6 = ["Apple", "Google", "Facebook"]
let test7 = [10, 20, 30]
let test8 = [true, false, true]
let test9 = [0.1, 1.23, 2.345]
配列の宣言と初期化する方法です。
1は宣言をした後に初期化しています。初期化しないとエラーになります。
2~5は宣言と初期化を同時にしています。空の配列を作っています。
6~9は宣言と同時に中身を入れた状態の配列を作ります。
配列に 要素を追加 する
var test10 = ["A", "C", "D", "E"]
// 要素を配列の最後に追加する
test10.append("F")
// ["A", "C", "D", "E", "F"]になる
// 要素を配列の1番目に追加
test10.insert("B", atIndex:1)
// ["A", "B", "C", "D", "E", "F"]になる
配列の 要素を削除 する
var test11 = ["A", "B", "C", "D", "E", "F"]
//配列の最初の要素を削除する
test11.removeFirst() // Aを削除
// ["B", "C", "D", "E", "F"]になる
//配列の最後の要素を削除する
test11.removeLast() // Fを削除
// ["B", "C", "D", "E"]になる
var test12 = ["A", "B", "C", "D", "E", "F"]
//配列の3番目の要素を削除する
test12.removeAtIndex(2) // Cを削除
// ["A", "B", "D", "E", "F"]になる
//配列の2番目から3番目の要素を削除する
test12.removeRange(1...2) // B,Cを削除
// ["A", "E", "F"]になる