Electronを使用したアプリのビルドおよび出力方法
electronでアプリを出力する時の方法です。
$ npx electron-builder
ターミナルでelectron-builderコマンドを使用します。
以下のオプションを付けることで出力ファイルを変更することができます。
オプション | 説明 | 作成されるファイル |
---|---|---|
--mac --x64 | macOS (x64) 用インストーラー | AppName-0.0.1.dmg |
--mac --x64 --dir | macOS (x64) 用ポータブルパッケージ | AppName.app |
--win --x64 | Windows (x64) 用インストーラー | AppName Setup 0.0.1.exe |
--win --x64 --dir | Windows (x64) 用ポータブルパッケージ | AppName.exe + 依存DLLなど |
$ npx electron-builder --mac --x64 --dir
このようにするとmacOS用の.appを出力することができます。
出力先などの細かい設定はpackage.jsonで管理されています。
アプリの出力先を変更したい場合
"directories": {
"output": "build"
}
build内にdirectoriesを設定すると変更できます。
"build": {
"appId": "com.~~~.~~~~",
"directories": {
"output": "build"
}
}
アプリアイコンの変更
mac": {
"icon": "icons/icon.icns"
}
macの場合このようにiconsフォルダを作成してその中にiconを追加します。
"build": {
"appId": "com.~~~.~~~",
"directories": {
"output": "build"
},
"mac": {
"icon": "icons/icon.icns"
}
}