【Swift4】配列(Array)の定義・宣言・初期化・追加・削除などの方法【Xcode9】

2020年8月29日

配列といってもその定義、宣言、初期化などの方法はたくさんあります。
1つ覚えてしまえば、困ることは少ないのですが、色々な方法を覚えておいた方が便利ではあります。せっかくなので覚えておきましょう。

配列の 定義 について

型を指定していして定義する

// 初期化方法1:[型]を指定して配列を宣言
var test : [String]

// 初期化方法2:<型>を指定して配列を宣言
var test2 : Array<Int>

1では文字列[String]で宣言しています。2では<Int>で宣言しています。
カッコの違いはArrayを省略できるかどうかです。

型を決めずに定義する

// 初期化方法3:[型]を指定しないで配列を宣言
var test3  :  [Any]

// 初期化方法4:<型>を指定しないで配列を宣言
var test4  :  Array <Any>

配列に入れる要素が決まっていない場合や、文字列や数字など複数の型が入る場合はAny型にしておく必要があります。

配列の 宣言 と 初期化 について

// 1~5 配列の宣言をし、空の配列を作る
var test1 : [String]
test1 = [] // 初期化(空配列)をしないとエラーになる

var test2 = [String]()
        
var test3 = Array<String>()
        
var test4 = [AnyObject]()
        
var test5 = Array<Any>()

// 6~9 配列の宣言と同時に中身を追加して配列を作る
let test6 = ["Apple", "Google", "Facebook"]
 
let test7 = [10, 20, 30]
 
let test8 = [true, false, true]
 
let test9 = [0.1, 1.23, 2.345]

配列の宣言と初期化する方法です。

1は宣言をした後に初期化しています。初期化しないとエラーになります。
2~5は宣言と初期化を同時にしています。空の配列を作っています。
6~9は宣言と同時に中身を入れた状態の配列を作ります。

配列に 要素を追加 する

var test10 = ["A", "C", "D", "E"]

// 要素を配列の最後に追加する
test10.append("F") 
// ["A", "C", "D", "E", "F"]になる

// 要素を配列の1番目に追加
test10.insert("B", atIndex:1) 
// ["A", "B", "C", "D", "E", "F"]になる

配列の 要素を削除 する

var test11  = ["A", "B", "C", "D", "E", "F"]

//配列の最初の要素を削除する
test11.removeFirst() // Aを削除
// ["B", "C", "D", "E", "F"]になる
 
//配列の最後の要素を削除する
test11.removeLast() // Fを削除
// ["B", "C", "D", "E"]になる


var test12  = ["A", "B", "C", "D", "E", "F"]
 
//配列の3番目の要素を削除する
test12.removeAtIndex(2) // Cを削除
// ["A", "B", "D", "E", "F"]になる
 
//配列の2番目から3番目の要素を削除する
test12.removeRange(1...2) // B,Cを削除
// ["A", "E", "F"]になる